英語では 2 語以上のかたまりを 句 (phrase) と 節 (clause) に分けて考える。違いはひとつだけ: 中に S+V を含むかどうか。節の中には必ず動詞が 1 つ隠れている。この 1 点だけで見分ける習慣を身につけると、後ろから修飾する複雑な構造がすっきり見えるようになる。高校英語の出発点はここから。
宮﨑健介が高校時代のベルギー体験を通して、言葉を超えて人を結びつける芸術の力に気づき、ロンドンで別の表現方法を探すに至るまで。
1人称に切り替わり、Kensuke 自身の回想が始まる。高校時代の春休みにベルギーで絵を描いた2週間を振り返る。言葉が通じなくても絵を通して人と通じ合えた体験が語られ、Lesson のテーマ「芸術の力」の土台が築かれる。文法の核は(1)名詞を後ろから修飾する関係代名詞節 "People who passed by"、(2)感情原因の to不定詞 "happy to see my work"、(3)to不定詞の形容詞的用法 "the power to bring people together" の3つ。
大学時代からロンドン行きまでを短くつなぐ段落。3文はシンプルだが文法要素は濃密: "want + O + to do"(第5文型)、"After graduating"(前置詞 after + 動名詞)、"to become famous"(to不定詞の副詞的用法=目的)。「世界中に認められたい」という大きな夢が、次の段落の挫折への伏線となる。
短く重い3文。SV構造はシンプルだが、"No gallery accepted my paintings" の No による全否定が強烈に効いている。内容・文法とも淡々としているが、その平坦さが「現実の厳しさ」を際立たせ、次の段落「怒り」への溜めとなる。
この段落の山場は「友人たちは本物の怒りを持っていた / 自分はそうではなかった」という対比。形式主語構文 "it was cool to look angry"、そして現在分詞の形容詞的用法 "an ordinary family living an ordinary life" という、この Lesson のメイン文法の2つが登場する。"living" が "an ordinary family" を後ろから修飾していることを見抜けるかが読解のポイント。
2文で結論を示す段落。ロンドン2年の結果と、これからの決意。"I decided [I had to find ...]" は that 省略の名詞節、"a different way of expressing myself" は "of + 動名詞" の形容詞句 — これらが複合した重層的な文で Section 1 を締めくくる。
英語では 2 語以上のかたまりを 句 (phrase) と 節 (clause) に分けて考える。違いはひとつだけ: 中に S+V を含むかどうか。節の中には必ず動詞が 1 つ隠れている。この 1 点だけで見分ける習慣を身につけると、後ろから修飾する複雑な構造がすっきり見えるようになる。高校英語の出発点はここから。
かたまりが何を修飾するかには明確なルールがある。この 3 原則を押さえれば本文の構造はほぼ解ける。
① [名詞] は修飾ではなく文の要素 (S / O / C) そのものになる。
② 〈形容詞〉 は直前の名詞だけを修飾する (後ろから修飾するのが高校英語の本丸)。
③ (副詞) は動詞・動詞句・形容詞・副詞を修飾する動詞修飾型 (adjunct) が大多数だが、一部は命題全体にかかる文修飾型 (disjunct)もある。名詞以外なら何でも修飾できる万能選手。
句・節の判別で高 1 が特に迷う 5 つのパターンを押さえる。共通する判別ポイントは 「直前に何があるか」「節の中は完全文か不完全文か」「日本語訳のパターン」 の 3 点。この 5 つを押さえれば NEW CROWN 本文の分析で迷うことがほぼ無くなる。
#p2-s3: 落とし穴 ⑤: "spend time 〈painting on the streets〉" は一見分詞だが、spend + 時間 + V-ing の動名詞パターン。実質 [名詞] 扱い。#p2-s4: 落とし穴 ④: "People 〈who passed by〉" の who は関係代名詞 (後ろ passed by の S が欠損)。
3人称視点の導入。Kensuke にとっての芸術を「世界中の人々と幸せを分かち合う手段」と定義し、人生を「自分は何者なのか(一人の人間として・芸術家として)を探す旅」と比喩的に表現する。2文とも SVC 第2文型で、"a way to share" (to不定詞の形容詞的用法)、"see A as B"(AをBと見なす) など、このセクション全体で繰り返し登場する重要な構造を予告している。